竜王vsボナンザ 本日はこれのネット中継を堪能。予想よりずっと面白かった。 コンピュータ将棋の棋力はもはやアマトップレベル。トッププロにはまだ勝てないが、しかしプロからすればどう勝つかが問題。 今回の渡辺竜王はあえてボナンザに力を出させる戦形を…

演歌の女王 とうとう最後まで見てしまった。私の予想は外れたが。 ほとんどの人は大河内ひまわりにはげまされて幸せになり、そのことでひまわり自身も幸せになるという、まあ、ハッピーエンド。 幸せは身の周りにあるのだ、しっかりしなさい、ということか。…

今朝の読売新聞の記事 日塔和彦「茅葺き事情 欧州に学ぶ」 ・欧州では茅葺きが盛んでオランダでは毎年2000棟が新築される ・上流階級にとってステータスシンボルとなっている ・政府が職人育成を充実させている ・工法の改良により経費が半分になった ・材料…

自転車ブーム 都心をあちこち気軽に見て回る手段は電車、徒歩、バス、などいろいろあるのだろうが、実は自転車がいちばん手ごろかなと。折りたたみ自転車を持って電車で東京までいき、そこからあちこち走るとか。 そんなわけで折りたたみ自転車が欲しいと思…

演歌の女王 第五幕。ますます迷走。このまま暴走してほしい。 ブログなど見回ると、もうすっかり見捨てられている。 残っているのは女王の教室からのコアなファンと、各キャラクター目当てのマニアだけ。 今週は「家族っていいねー」か。まあ、落としどころ…

演歌の女王 第四幕。世間的にはますます盛り下がっているみたいだが、 私見では週を追うごとに面白くなっている。 暴力とコミュニケーションというテーマもあるのかな、と今週思った。 暑苦しい台詞は常に暴力とともに描かれている。 しかもそれは妄想の中で…

演歌の女王 女王の教室のスタッフによる新番組。先週から鳴り物いりではじまったのはよいが初回視聴率10%余りという低空発射。 たしかに先週、これはつまらんと思った。 なんで演歌なの? 話の展開が雑すぎない? いくらなんでも登場人物に感情移入できなさ…

マジックナンバー75 人の噂も75日とかいうらしい。ブログの寿命も75日だとなにかで読んだ。どうせ作り話だろうが、更新されずに75日以上ほっておかれたブログはそのままずっと更新されないという傾向があるのだそうだ。 気がついてみればこのブログも最後…

[book]江戸 玉井哲雄 平凡社 1986年 江戸―失われた都市空間を読む (イメージ・リーディング叢書)中世江戸から近世江戸へ。 江戸がどのように成立したのか、という問題意識のもとに町割、沽券、表店と裏長屋などの話題を紹介したもの。 ひとくちに江戸といっ…

[book]番匠 番匠 (ものと人間の文化史 5) 地味な本だが興味深い話がいっぱいあっておもしろかった。 近世以前の建築のデザインを決める割合は施主より大工のほうがずっと大きかったみたい。 工事をめぐる争いが、技術や工費によるものではなく、権威や継続性…

現役のかやぶき職人

74歳。この道57年のベテランということは、1949年に17歳で弟子入りしたのかな。独立したのかな。戦後まもなくだが、まだまだ屋根屋になるということが職業選択としてあったということかな。 小さな門の屋根だけだが、つくりはけっこう本格的。藁や茅を使い分…

ドリームハウス 意匠としての民家

TV東京の番組。千葉に民家風の家をたてるという話。最近民家関係の本を読んでいることもあって、実に興味深く見た。たった2時間の番組であることが惜しい。 まず、民家風の家を建てたい、と願う施主とそれに応える建築家と工務店。 民家風とはあくまでも意…

daiwa house "xevo"

今朝の朝刊の全面広告で見てびっくりしたのでWebサイトも見てみた。ハウスメーカーの商魂のたくましさを改めて感じる。流行りとみるや、なんでも貪欲にとりいれる。耐震、断熱などはあたりまえで、建築家ブーム?の影響か、建築家の専売特許のようだった言葉…

家を建てる契機

私の目下の関心は「ひとが家をたてるときに自分の好みを反映させられるようになったのはいつか、それはどのように可能になっていったのか、そしてそれはどのような家をうみだしてきたのか」というようなこと。 そうすると、ひとはどういうときに家をたてるの…

沖縄の住宅双六

「本家がしっかりしたヌキヤでも分家は最初はアナヤ(掘立小屋)。経済力がつくとキタヤさらにヌキヤに建て替えた」 アナヤは村人の共同作業のみで立てられ、それもたいていは1日で木の切り出しから建てあげまで終わらせる。 キタヤは一部に大工の仕事、残…

[book]日本列島民家史 日本列島民家史―技術の発達と地方色の成立 (住まい学大系) 書名等 :日本列島民家史−技術の発達と地方色の成立− 著者名等 :宮澤 智士 著 叢書 :住まい学大系 22 出版者等 :住まいの図書館出版局 1989 形態 : 00018cm 2…

浮游の庭

これは昭和記念公園のみどり橋から東側を望んだところ。 非常にわかりにくいですが画面の中心に小さな白い建造物が見えます。 近づいてみるとはっきりします。その手前には大きな穴があいているようです。 さらに近づけば、なんとその穴にはエスカレータで降…

[book]日本の社会史 8 生活感覚と社会 日本の社会史〈第8巻〉生活感覚と社会 1987年刊。そういえば80年代は中世史や社会史のブームがあった。Ⅲ章、近世における住居と社会 玉井哲雄 民家の研究史がさらりとまとめてある。 民家が研究対象になったのは1916年…

施主の歴史

googleで"施主の歴史"を検索するもヒットなし。 建築史を施主の側から見た歴史の本を読んでみたい。最近、歴史ものを読むときは施主の視点を探すようにしているがなかなかない。 そもそも、「施主」というのはいつごろ生まれたんだろうか。などと思いつつ。 …

[book]街道の民家史研究 街道の民家史研究―日光社参史料からみた住居と集落 民家(いわゆる近世民家。民家園なんかに保存されてるような。)の研究には膨大な蓄積があるのだった。近くの普通の図書館で民家をテーマに探したって開架だけでもすぐに何冊も見つ…

[book]耐震偽装 耐震偽装―なぜ、誰も見抜けなかったのか いわゆる姉歯事件の本。といっても事件そのものへの言及は少なく、どうしてこんな事件がおきてしまうのか、建築生産システムに穴がある、どうしたら再発防止できるのか、ということを述べた本。 著者…

川崎市民ミュージアムの常設展示

宿場町としての古い歴史を持つ土地で、江戸時代の宿の様子の模型があるのがうれしい。 非常に興味をひかれたのが、明治30年ごろの農家の屋根の藁の張替えの様子の復元模型。 農家のかやぶき屋根の張替えが村総出でおこなわれることはなにかで読んでいたけ…

建築ジャーナル

その図書閲覧室に建築ジャーナルがおいてあって、伊東豊雄x長谷川尭の対談を読んでみた。 長谷川尭という人ははじめて知ったのだけれど、70年代からモダニズムには批判的な論考を発表してきた人だとか。 伊東は、自分の建築が変わってきたのは長谷川が言っ…

名取洋之助と日本工房〔1931-45〕

-報道写真とグラフィック・デザインの青春時代- 暑いけどいってきた。平日だし、夏休みな人はもっと別なところへいくんだろうか、ほとんど人がいなかったけど。 こういう展覧会は、戦前、戦中、戦後の断絶と継続の微妙な様子が具体的に示されていておもしろ…

薄暮の昭和記念公園

昭和記念公園は普段は17:00で閉演してしまう。その短さが不満なのだが、夏の一時期だけは19:00まで開園している。 今日は夕方からはいってみた。さすがに人はほとんどいないので、公園側としては開けていてもしょうがないという判断になってしまうのかな。 …

[book]マンション崩壊 マンション崩壊 ?あなたの街が廃墟になる日 多摩ニュータウンの欠陥マンション群について。暗澹たる気持ちというのはこういうのを言うのかなと。 開発前史についても触れてあって、今の自分的にはこちらの話のほうがより興味深い。 参…

[book]シリーズ都市・建築・歴史 本屋でぱらぱら立ち読み。欲しいがちと高くてあきらめ。 図書館にリクエストを出してみよう。日本住居史を読んだときのガッカリ感を解消するためにも。 通常の建築史は建てられたものの解説に終わることが多い。が、それだけ…

もしかして

インディーズを長く聴くと疲れるように、洗練されない家に長くいると疲れるのだろうか。 なんか試す方法があるといいのだけれど。

進歩しない奴

あのころにインディーズを眺めていた気分と、いま、建築家の住宅を眺めている気分が似ているような気がする今日このごろ。 進歩してない。 ちょっと変わったとすれば、今は自分で自分に「アホか」と言ってやれることかな。

様式美、洗練、退屈

カセットテープ発掘シリーズはまだ細々と続いていて。 1985年のFreshWaveという番組の録音が10本ぐらいある。 昔に聞いた内容などすっかり忘れているので懐かしいといより新鮮なかんじすらある。 登場するバンドやレーベルをネットで検索すると今でも活動し…