[book]複雑さを生きる―やわらかな制御 (フォーラム共通知をひらく) 安冨歩の名を知ったのはもう20年ちかく前。ある雑誌に「貨幣の生成と崩壊」というようなタイトルで短い論文を載せていた。 貨幣自体を市場で取引される財として考えるとその市場はどのよう…

[book]日米決戦下の格差と平等―銃後信州の食糧・疎開 (歴史文化ライブラリー) 戦争中の長野の食糧事情について新聞記事等からこまかく記述した本。地味だけど興味深い。統制経済の試みがうまくいかず、横流しや闇取引が横行したこと。基本的に食糧が足りない…