文学好きと機械好き

文系と理系という区別とはちょっとずれる。
文学好きは所与の環境から自分の中に生まれる感情にこだわる。
機械好きは自分の中の感情に機械を従わせることに喜びを覚える。
前者は、パソコンのインタフェースを所与のものとして怒りを覚え、それを雑誌に表現することに楽しみを覚える。
後者は、怒りをエネルギーにして、パソコンのインタフェースをカスタマイズして使いこなす。
別にどちらがいいという話でもなくて、ただ、パソコンを使うなら後者のほうがラクかなという程度。
両者に共通するもの。お互いを馬鹿にすること。
前者は後者を「無神経なバカ」とよび、後者は前者を「マニュアルも読めないバカ」という。
ああ、バカの壁