人間はなぜサイボーグやコンピュータの開発をするのか

安手のSF小説みたいな見方だけど、やっぱり人間が宇宙に出て行くためだと思えてならない。
原始的な微生物のころから、生命は生存領域を拡大するために進化した。
その延長には当然宇宙がある。宇宙に出て行くために決定的に邪魔なのが人間の肉体だ。肉体はあまりにも地球に適応しすぎている。地球でしか生きることができない。
では、どうするか。肉体を捨てることだ。肉体を捨て、生命を別の容器にうつしかえ、宇宙に出て行く。
その究極の姿がサイボーグであるかどうかはわからない。サイボーグは大きすぎてやはり宇宙に出て行くには邪魔なのではないか。
でも、生命の肉体からの移し変えの訓練として、さしあたりサイボーグあたりがちょうどいい。
案外、最後にはふたたび微生物にならなければいけないのかも。
地球上の原始的な微生物も、そうやってどこかの星から乗り移ってきたものだったりして。